【献血体験談】採血で失神する私があえて挑戦した

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腕の血が逃げ回らないようにゴムで縛り上げられ、アルコールの染み込んだコットンを目標部位に塗る。

「ちょこっとチクッとしますよ~」

その声と共に注射針が私の腕の皮膚を切り裂く。
得体の知れない恐怖がつま先からつむじまでを完全に覆い尽くす。<鼻から息を吸って口から吐く>落ち着くための当たり前の行動が当たり前にできなくなるソレは、寝転がっていない状態では1分と意識を保つことができない。

そんな注射嫌いを克服したい私が、この度あえてブログの相方(ひろや)と献血を受けに行ってきましたので、そのときの行動や心境などをもとに、採血などの注射が嫌いな人に勇気を与えればと思い、ここに書いていきます。

※顔面蒼白の方が私、しょーきです※

踏み出す勇気

まず、なにはともあれ家の近くに献血がある場所を探さないことには始まらない。
献血の出来る場所が近くにあるか知りたい方は、全国の献血できる場所一覧より、自身の住処から近い献血所を探して見てください。

私たちが今回お世話になったのは、愛知県名古屋市中区大須にある、大須万松寺献血ルームです。

「この扉の中に入れば逃げ場はない・・・」
私たちは献血ルームの前までは「今日はなんかいけそうな気がする」などと言いながら来たにも関わらず、いざ扉の前に立つと、右往左往と5往復ほどしました。

<往復していればいつか気分が乗るだろう>作戦を実行していた私たちでしたが、一向に気分が乗らず、むしろ「やらなくてよくない?」と、いつもの流れになりかけていたため、急遽<とりあえず入ってみてから考える>作戦に変更。

とりあえずだから、うん。とりあえず…

少しだけ手が汗ばんだ私たちは、こうして新境地に足を踏み入れたのです…。

恐怖に負けない強い意志

献血ルーム内に入ると、笑顔がとても素敵なおじさまが迎え入れてくれました。

上の写真の記載を簡単に済ませ、説明を聞いていたところ、献血の量は国内最大量でもある400ml採るとのことで、その時点で失神しそうになったことを鮮明に覚えています。
「僕、失神したことあるんですけど大丈夫ですか」と意味のわからない質問をすると「偉い!頑張ってみましょう」と優しく返してくれたのです。

そして、待合室にて自分の番号が呼ばれるまでゆっくりしていて良いと言われたものの、

順番待ちによる底知れぬ恐怖が私を包み込み、献血ルームにある無料で飲み物やお菓子を頂けるサービスにも、一切手を付けることなく、名前が呼ばれるまでの時間を、まるで判決が下る瞬間のごとく待ち続けました。(付き添いの人は食べ放題・飲み放題ではないとのこと)
そんな顔面蒼白な私を横目に相方のひろや(注射は苦手だが、見るまでは平気タイプ)は、ここぞとばかりに飲み食いしていました。

その後、名前を呼ばれ、健康チェックのために、脈拍・血圧を測りました。
正常値は毎分60~100回と言われている脈拍(1分間に鳴る心臓の回数)ですが、その時点での私の脈拍は何もしていない状態なのに正常値ギリギリの毎分95回でした…。

献血序盤

皆さんは献血で2回注射を打たれることをご存知だろうか?
まず初めは、10ccほどの血液を吸い上げて、ヘモグロビン濃度を見る必要があるということ。

拒もうかと思いましたが、10ccなら…まぁ大丈夫かな?と思いつつ、丸椅子に座った私。
世間話で時間を稼ごうと思いましたが、相手はプロ。世間話をしながらも着々と注射針の準備をしていく。

そして、コットンを部位に塗りだしたのだ…。私は親戚の家でトイレに入ろうとしたときに知らないおばちゃんが入っていたときぐらい必死に目を背けた。すると、目線の先には5歳ぐらいの男の子が目をまん丸にして私を見つめていた。

「見てて、俺、頑張るからね。」そう男の子にささやくと、男の子は母親にスッと目を背けた。
その瞬間、チクリとした痛みが左腕を襲ったのだ。
私は必死に男の子を見つめた。根っからの一重だが、あのときはきっと二重になっていたと思う。そして、男の子の母親と献血してくれた人は私に引いていたと思う。

献血本番

身体も心も傷つきながら、遂に本番を迎える私。本番は倒れる椅子に寝転がりながら献血を行う。

<これならいけるかな>とちょっと余裕をかましたりしてみるが、献血時間は何と10分間!(600秒)正直、10分間も逃げられない体勢で針を体内に入れるなんて、失神経験のある私からすると正気の沙汰じゃない。

しかし、様々な人に対し、自らの恐怖を薄くさせるため、迷惑をかけた私がここで逃げるわけにはいかないと、覚悟を決め椅子に寝転がったのです。

「すいません、返事しましたが、何も聞いてなかったです。」と、注射針から意識を背けるために、お話し相手になってくれる看護婦さんの話が、一切頭に入ってこないぐらい緊張している私。

リラックスや血流をよくするために、両足を上げ、5秒間ごとに交互に足を組み替える運動(レッグクロス運動)を針を入れた瞬間に始めるというビビリ様。(普通は献血中に行うとのこと)

針が体内に侵入してから必死。心の中は1~5の数値で埋めつくされていました。
それでも何とか意識を持ちこたえていると「後半分です」そう看護婦さんから言われた私。

「え!?まだ半分!?」

そう、時間の流れが異様に遅い。神様がイタズラしているとしか思えないほどに。

しかし、6~7分間ぐらいが過ぎると、体内の針が気にならなくなり急に身体が楽になったのです。あれほどまでビビっていた私が嘘のように、献血は何ごともなく終わることができたのです。

注射を打ってくれた人や周りの看護婦さんが「偉い、頑張ったね、おいしいもの食べて帰るんだよ。」と、子供に投げかける言葉を今年24歳になる私に投げかけてくれました。

そして、献血場から受付の境界線を越えようとした瞬間。受付をしてくれたおじ様が薄ら涙を浮かべながら「すごい!すごいです!」と大きな拍手をしてくれたのです。
受付で待っていた人たちの視線は当然私に釘付け。しかし、恥ずかしさよりも、苦手分野の献血(採血)を乗り越えれた結果に、おじさまと共に勝利に浸ったのです。

献血のススメ

献血体験談いかがでしたでしょうか。<献血だけなのに大げさだなぁ>と思うかもしれませんが、迷走神経反射による?失神をしてしまう私にとっては、今回のできごとは注射嫌いの克服第一歩として、非常に大きな自信に繋がりました。

この世には注射嫌いの方が沢山おり、会社や学校などで健康診断の注射があると、日々をゆううつになりながら過ごす人もいることと思います。

そんな方々が、健康診断のときにゆううつにならないようにするには、事前に体験しておく他ありません。そして、献血という場は、自信を得るための絶好のチャンスなのです。

今回、お邪魔させていただいた献血ルームの方々は皆優しく、注射嫌いにとっては非常に恵まれた環境でした。

また、献血のお土産として歯磨き粉を頂くことができました。(ちょうど歯磨き粉が無く、感謝)
無料で飲み物やお菓子も食べて、自らの健康状態もチェックができて、人様を助けることができる献血。

皆様も是非1度体験してみることをおすすめします。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

1991年10月9日生まれ
小中学校と全く勉強もせずに、遊びほうけていた私。偏差値の低い高校に入学し、テストで良い点を取れるようになるも、2年生になる頃には赤点の常連に。
そんな頭と顔の悪い私が、高校2年生のときに運命の人と付き合えることに。
色々なところに旅行へ出かけ、相思相愛だと信じ込むも、彼女が浮気していることを知る。応援団の団長で1,2,3年をまとめたり、文化祭にてウォータボーイズをするなど、積極的に活動する。
遊びほうけていたためあまりにも頭が悪く、大学に行けなかったため、専門学校に入り、1日10時間勉強する環境に身を置く。初めての勉強でストレスにより頻尿になり、20歳にて初ハルンケア。24歳で初めての詐欺被害(投資詐欺)により150万円を騙し取られる

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